新聞が読みたい為に、新聞配達していた少年にいつも自宅で真新しい新聞を読ませていたおばあさん。
実はおばあさんは字が読めなくて、亡きご主人が可愛がっていた彼に読ませる為だけに新聞を取っていたことを、少年はおばあさんの死後に知る、というお話。
戦前生まれの政治家さんの実話だそうです。この話を読んで、アマゾン創始者のJ・ベゾスの「賢さは才能、優しさは選択」という言葉を思い出しました。そして、これからの世代に伝えることは、やはり「優しさ」なんだなと。
日々の生活で中々出来ていない部分だけに、私も自省とともに読み聞かせした本。
松本さんの絵も柔らかいタッチで、四季の自然がとても生き生きと描かれています。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年7月14日
- 読了日 : 2018年7月14日
- 本棚登録日 : 2018年7月14日
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