昭和19年9月から翌20年10月まで、闇値の変化をできるだけ詳しく書き留めるとして作家の書いた戦中・後の日記。比較的恵まれた環境にあってこの不自由さなら、一般の人々や焼け出されてしまった人々はどんなに苦しかったことか。また、原爆の情報伝達の遅さ、あやふやさ。戦争中のリアルが回想記と違って美化されることなく生々しい。貴重な記録に、感謝。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日記
- 感想投稿日 : 2019年2月10日
- 読了日 : 2019年2月6日
- 本棚登録日 : 2019年2月10日
みんなの感想をみる