爆心地に近い病院にて被爆し、自ら危うい状態になりながらも働いたお医者さまの記録。
他の図書と違い、宗教のオブラートで美しく表現されている節があるものの、それでも惨状は覆い隠せない。
原子力、放射能に関しての基礎知識があったおかげで、他のお医者さまの文献に比べ焦燥感がなく、全面にこれでもかと出される宗教から、現実が薄れて見える気がするのも、他の図書と違います。
共感しかねる点はあるものの、戦争は駄目との思いは強く同感です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
近現代史
- 感想投稿日 : 2014年11月29日
- 読了日 : 2013年8月3日
- 本棚登録日 : 2014年11月29日
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