ブックオフにて、¥105だったので購入。
『合格★女子』という軽々しいタイトルに似合わず、結構硬派というか、芯のある読み物。
雑誌掲載時は「女の形容詞」というタイトルだったそうで、納得。
なんでこんなちゃらいタイトルにしたのか…合格とか不合格とか、何に?不愉快。キャッチーさ狙ったんだろうけどね。まあ実際手にとったけどさ。
中身自体は結構面白かった。『合格★女子』というどうしようもないタイトルを除けば、あとはかなり好きなかんじ。男性視点の、女性讃歌。ストレートではないけれど。
女性による女性讃歌は、フェミニズム的な厚かましさ・必死さを感じてしまってどうも好きになれないんだけど、男性視点の女性讃歌だと、なんとなく単純に女性としていい気分。実際女性のほうが、ぼやっとした感覚でだけど、優れてるし強くて弱いんだと思う。それをなんとなく感じ取って、繊細な言葉で丁寧に、時に投げやりに語られるのが心地よい。
買って良かった。何度でも読み返せる本。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年6月26日
- 読了日 : 2013年6月23日
- 本棚登録日 : 2013年6月23日
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