東日本震災から早9年が経過。いまだ遅々として進まない復興の現状、そして過疎化する被災地。膨大な数の人たちが、不幸にも犠牲となり、いまだご遺体が見つからないケースも多い。震災後、当地での不思議な話、体験話、それが著者のインタビューで集められて収録されたのが本書。心温まる話、しかし悲しく切ない話、勇気を与えられる話等々が紹介されている。
ただし、著者による解説や東北に伝わるといった昔話・怪談話が必要なのか、甚だ疑問。また、文体・文調は読みにくく、独特な句読点の付け方、「かもしれない」の連発は、いささか辟易した……。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
■社会・歴史
- 感想投稿日 : 2020年3月14日
- 読了日 : 2020年3月14日
- 本棚登録日 : 2020年3月10日
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