タイトルから伝わってくる蜃気楼のようなゆらゆら揺れるもの哀しさ。と同時に寄り添う優しい温もりも感じられる“夕あかり”という独特な表現が素敵。
ヨーランという男の子がもう歩けないと知ったところから始まる現実は重いが、謎の紳士リリョンクバストさんに連れられて訪れる夕あかりの国で自由に動き回る姿は、その現実の悲しみから解き放たれた彼の枯れない精神そのもの。
低学年にはちょっと難しかったかな。少し長めのお話だったせいか8歳の息子は読み聞かせ途中で寝落ちし、翌日続きを読もうとしたらやんわり断られてしまったw
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2023年11月14日
- 読了日 : 2023年11月14日
- 本棚登録日 : 2023年11月14日
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