〈きみは たいせつな たいせつな ともだち〉…ある日こんな名無しの手紙をもらったクマネズミ。
「あーあ、つまんない」と毎日ため息をついていた彼が、その手紙をもらったことをきっかけに手紙の送り主を探そうと生き生きと動き出す。
誰かが自分のことを大切に思ってくれている、日頃忘れがちなそれは見えない支えになっているんだなぁ。
7歳の息子は最後まで「え~誰だったんだろ?」とわからなかったようだが、送り主もさりげなく暗示されていて、『ともだちからともだちへ』優しさと思いやりがリレーのように受け渡されていくのが何とも快い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2023年3月1日
- 読了日 : 2023年3月1日
- 本棚登録日 : 2023年3月1日
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