私たちはついつい「ライオンは獰猛なもの」という固定観念にとらわれがち。世界を狭めてしまうそんな考え方を、詩を作るのが大好きな優しいライオン、レオナルドがひっくり返す。
アヒルと仲良くしていることを仲間のライオンたちに非難され、獰猛なライオンに変わることを要求されても毅然とはねのける彼の勇気はすごい。
「正しい道は ひとつじゃない。みんなそれぞれ、いろいろあっていいはずだ。大事なことがあるとすれば、それは、きみはきみらしく、ぼくはぼくらしく ということ」と語りかける詩の言葉は生き方に気づくきっかけをくれる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2023年11月26日
- 読了日 : 2023年11月26日
- 本棚登録日 : 2023年11月26日
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