東洋のイコノロジーについて網羅的に描かれた本。何故惹かれるのか、よく分からない、そんなミステリアスなのに惹かれずにいられない「かたち」の起源を探究している。
月と太陽、白と黒、渦の構造を植物、人体、宇宙に見る… 文字の呪力、チンパンジーの描く絵、線から面に、顔の誕生…
しかもこの本は、東洋のイコノロジーを網羅しているにも関わらず、読み進めていくうちに西洋のイコノロジーとの共通点に溢れていて本当に人間っていうのはミステリアスだなと思った。
「千の顔を持つ英雄」や「神々の沈黙」に深く繋がる一冊だと感じた
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
思構
- 感想投稿日 : 2021年9月6日
- 読了日 : 2021年9月6日
- 本棚登録日 : 2021年9月3日
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