英国幻視の少年たち最終巻
うわあ……ついに終わってしまった……。
ここ最近で一番夢中になったシリーズ。終始低体温な感じで進んでいくんだけど、それがすごく心地よくて。間違いなくわたしの2018年読んでよかった本ベスト3に入る。
カイ、ランス、スー、シンシア、はんぺん、鞠子、エド、ハイド、美柴、グレン、リヴァー、ヴォルフ、狼、白昼夢、パトリシア、フィン、タガート兄弟、ロス……。
この人たちに出会えて本当によかった。
ランスがもうあっちの世界に留まろうと思わなくなったことがとても嬉しかった。彼は居場所を見つけた。
そして、スー。彼女は最後までかわいかった。なにあの「パットリシア!」って。あまい。あますぎる。シンシアの決断の後だったので思わず脱力。
ふう。好きな作家さんがまたひとり増えた。深沢仁さん、この物語を生み出してくれてありがとうございます。またいつの日か、どこかで彼らに再会できますように。
というわけで、アニメ化熱烈希望!!! 2クールくらいで原作に忠実に。絶対絶対、面白いと思うの。ランスやカイ、スー、シンシア、はんぺん、鞠子、エド、ハイド、美柴、タガート兄弟、パトリシア……とにかく動く英国幻視ファミリーを見たいよ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
深沢 仁
- 感想投稿日 : 2018年6月16日
- 読了日 : 2018年6月13日
- 本棚登録日 : 2018年5月4日
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