「ギリシャ牧野」時代の傑作とされる作品だそう。どこまでが物語上の「現実」で、どこからが空想なのか、ちょっと判別がつきにくい不思議な味わいの短編だ。
西洋神話の影響を受けた部分と日本的な部分とが、融け合うことも無くギクシャクと入り交じる(ゼーロンの乗り心地を彷彿とさせる)。
傑作と呼べるほどの物語なのかどうか、私にはよく分からない。でもラストにかけての流れは面白いし美しく、魅力的だと思う。
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- 感想投稿日 : 2017年3月25日
- 読了日 : 2017年3月24日
- 本棚登録日 : 2017年3月25日
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