蓮の数式

著者 :
  • 中央公論新社 (2016年1月22日発売)
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本棚登録 : 172
感想 : 39
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35歳の千穂は不妊治療を始めて10年。夫と義母から嫌味に耐え続けてきた。
ある日、夫の運転する車が若い男性である透と事故を起こす。事故の処理を夫から押し付けられた千穂は、透の不可解な行動を見てディスカリキュリア(算数障害)なのではないかと気づく。 過去に、そろばん塾に通っていたディスカリキュリアの少女を助けられなかった経験があり、男を助けようと、個人的に算数、そろばんを教える。明るくなった千穂を見て、夫は嫉妬から異常な行動に出て千穂を追い詰める。これまで抑えてきた感情を一気に出してしまった千穂は義母を階段から突き落とし殺してしまう。そして家を出て、透と共に逃げる旅に出る。

話を読み続けたが、なんだかスムーズに入り込めず。
最後まで消化不良のまま終わった。

この作家さん2冊目だけど、どうにも感情移入できない。
残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月28日
読了日 : 2022年2月28日
本棚登録日 : 2022年2月23日

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