児童書。ページをめくると最後の場面を読んだと気づいて、読後は、ちょっと放心状態でした。主人公は、知らなければ幸せだったかもしれません。人として持っていたものを無くしても安心して生きられる社会は、悲惨な過去を繰り返さない為の選択枝なんでしょうか。大多数の幸せは、荷を負う者の苦しみと引き換えです。争いや悲しみ等々で傷つきたくなければ、暖かく、大切なものも手放すことも必要なんでしょうか?児童書とされていますが、寓話と割り切れない感が残りました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋書
- 感想投稿日 : 2015年1月20日
- 読了日 : 2014年7月19日
- 本棚登録日 : 2015年1月20日
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