閻魔堂沙羅の推理奇譚 点と線の推理ゲーム (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社 (2018年12月20日発売)
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本棚登録 : 225
感想 : 27
4

不遇の死を迎えた登場人物は自分の死に納得できず、審判の場で閻魔大王の娘である閻魔堂沙羅と取引をし、自分の死因を推理することになる、、、という推理モノの第4作目


今回は推理モノ2本と、沙羅の日常モノ1本
推理モノは、
・向井由芽 13歳 中学生 死因・撲殺
 クラスメートの撮った写真から由芽の身に降りかかるトラブルの末、由芽は何者かに撲殺される
 クラスメートの写真とトラブルと由芽の殺害との関係は、、、
・久保達樹 47歳 元ヤクザ 死因・射殺
 妻の病気を機にヤクザをやめた久保だったが、元いた組で抗争事件が起きる中、射殺されてしまう
 誰が何のために久保を殺したのか、、
といった感じ


副題にもあるように「点」と「点」をきちんとつなぐ「線」を要求してくる内容になっていて第1話では犯人特定の理由部分が難しかったですね(その分、第2話は簡単でした)。


沙羅の日常がなかなか興味深くてよかったですね。
兄貴が不憫だ、、

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2019年5月3日
読了日 : 2019年4月20日
本棚登録日 : 2018年12月8日

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