やることが多すぎて時間が足りない人を対象とした、仕事(やること)をコントロールするための方法に関する本です。
個人的に参考になりそうな点としては、
・頭でタスクを管理しない(すること、手順、資料、必要時間、ゴール)
・かかる時間をざっくり見積もる、実際計測して現実を知る
・タスク管理ステムの目的(やるべきことを確実にやる、やらざるを得ないことをタイミングよくやる、より大き目標を達成する)
・タスク管理システム=プロジェクト管理ツール+カレンダー+緊急タスク+タスク管理ツール+共同作業ツール+行動記録
・日次レビューと週次レビューをする
あたりでしょうか。
ちなみに、この本のとおりにやろうとすると自分の生活を一気にシステマチックにする必要がある(部分変化では効果がない)のですが、その点がとにかくネックになります。
また、仕事に関する裁量権がある人(著者)とない人(自分)では、忙しさの理由が違うという点は注意しないとだめでしたね(実際やってみてまったくうまくいかなかった)。
そういう点で、サラリーマンに応用するにはもうひと工夫が必要なのかとは思う。
2011-12-09 読了
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月18日
- 読了日 : 2011年12月9日
- 本棚登録日 : 2011年12月7日
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