緑と赤 (小学館文庫 ふ 2-2)

著者 :
  • 小学館 (2019年1月4日発売)
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本棚登録 : 137
感想 : 10
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最後涙が止まらなくなった。

韓国と日本の溝は想像より遥かに根深いものだというのことを知った。
また、自分は差別する側ではないと思っていたが、本当か?韓国人と日本人というだけでなく、日本人でないことや日本人であっても属性、出自の差という違いで無意識に差別するような思いや言動をしていなかったか?自信がない。
良美のようにヘイトスピーチを反対するような運動に直接関わることができなくても、自分の周りで起きていることや人たちに思いを寄せていくことが、せめての第一歩なのではないかと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2024年2月10日
読了日 : 2024年2月10日
本棚登録日 : 2024年2月10日

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