多くの人々を相手にする仕事に就いてるし、以前から興味もあったし・・・ってことで読んでみました。
この類いの本は、外国の出版物を翻訳したり、もしくは外国での研究例を多用したりして、「はたして日本人にも言えることなのか」と疑問に思うことも多々あるのですが、この本については話の中心を日本に置き、筆者周辺の実例を用いつつ、外国の研究例も引用しつつで、分かりやすく、かつ身近な印象を受けました。
これまで発達障害と言うものに関して無知でしたが、障害の分類、各障害の特徴、本人の対処法、周りの人々の対処法等々、ただの知識書ではなく、より実践的でタメになる内容でした。
読んでいて、「本人は自覚症状が無い」もしくは「自分は発達障害だと認めたがらない」、「わりかし多い」とか言われると、俺って自覚無いけど実は発達障害なんじゃ?とかちょっぴり不安にかられたりして。いや、大丈夫だと思うんですけど。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
お仕事関係
- 感想投稿日 : 2012年10月2日
- 読了日 : 2012年10月2日
- 本棚登録日 : 2012年10月2日
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