正月の元旦に女の人が死んだら、その村の女を七人引いていくゆうがよ(正月女)…など、田舎の地縁と人の執着心が歪を生み出すバッドエンドなホラー短編集。
方言での会話が作り出す風土風習に絡めとられるような陰の雰囲気に独特のクセがあって、キモ怖くて面白い。
「屍の聲」「猿祈願」「残り火」「盛夏の毒」「雪蒲団」「正月女」の6編。
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- 感想投稿日 : 2012年9月6日
- 読了日 : 2012年9月6日
- 本棚登録日 : 2012年9月6日
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