長いこと頭痛の種だったライン戦線が一気に片付く第3巻。
マッドサイエンティスト、シューゲル主任技師の手による秘密兵器「V-1」。
(使用者に対する)非人道的なその兵器は、回転ドア作戦を成功させる重要な兵器。これにより、見事に斬首作戦を成功させ、共和国は青息吐息。
官僚たちを手玉に取った、「世界に冠たる我らがライヒ」の瞬間は、当事者であれば、なかなか気持ちいい瞬間だったでしょうね。
この後、物語中盤以降も帝国を悩ませるド・ルーゴ将軍による大脱出劇と、それを阻止しようとして抗命罪を厭わない慌てぶりのデグレチャフ少佐。確かに、歴史を知っていればそうなりますよね。ここから南方戦役突入です。
その他、メアリー・スーやロメール将軍の登場など、以降も重要な役割の登場人物が初登場です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2019年12月2日
- 読了日 : 2019年8月14日
- 本棚登録日 : 2019年12月2日
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