"何事によらず革命または改良といふ事は必ず新たに世の中に出て来た青年の仕事であつて、従来世の中に立つて居つた所の老人が中途で説を飜したために革命また改良が行はれたといふ事は殆どその例がない。"(p.78)
"草花の一枝を枕元に置いて、それを正直に写生して居ると、造化の秘密が段々分つて来るやうな気がする。"(p.166)
"いろいろに工夫して少しくすんだ赤とか、少し黄色味を帯びた赤とかいふものを出すのが写生の一つの楽しみである。神様が草花を染める時もやはりこんなに工夫して楽しんで居るのであらうか。"(p.167)
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カテゴリ:
2022
- 感想投稿日 : 2022年4月13日
- 読了日 : 2022年4月13日
- 本棚登録日 : 2022年4月13日
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