劇的なもの…それは案外日常にも
紛れ込んでいるのかもしれませんね。
著者の考えには一種の哲学があります。
追い求めすぎると、それは離れていく。
夕鶴は誰しもが知る物語だけれども
つうが幸せを望んで誠心誠意相手に尽くしても
相手にはそれが伝わらない。
そして気が付いた時には…
それと我が国には耳の痛い事柄が
数多く出てきます。
そう、後に延ばしをした結果がこのありさま。
先にさっさといろいろしていればきっと
こじらせなかったのでしょうね、あそこは。
興味深い本でしたね。
日本と海外の劇の違いも出てきますし。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2019年10月31日
- 読了日 : 2019年10月31日
- 本棚登録日 : 2019年10月31日
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