亡羊の嘆 鬼籍通覧 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (2008年6月6日発売)
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本棚登録 : 241
感想 : 42
4

かなり結末がきついものがあります。
世の中は不条理にあふれている…ということを
思い知らされる作品でした。

ただ、現実の世界ではこれらの事件は
解析技術の進歩により
罪に問うことは可能になっているので
救いはあるのです。

事件は凄惨の一言。
ある有名料理研究家が
それはそれは、むごたらしい状態で殺されるのです。

これは関連は容易につながるはずです。
でも、今回の場合はたどる展開ゆえに
読むのが重く感じるかもしれません。

伊月たちはいつも通りです。
だけれども有名人が死んだために
結構手を焼いてはいますが…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他本
感想投稿日 : 2018年10月17日
読了日 : 2018年10月17日
本棚登録日 : 2018年10月17日

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