忌避していたのがすごくもったいなかったです。
それぐらいに、読んでよかったな、
と思える作品でした。
この時代に、こんなに芯の強い女性は
そうそうはいなかったと思います。
たとい、どんな誘惑があったとしても、
一途に想った人を貫き通しました。
普通だったら、愛する人に
とんでもない事実が出てきたら
下手をすれば死にたくなることでしょう。
でも彼女は、決して逃げませんでした。
偽りの愛は自らを磨耗させます。
だけれども、本当の愛は
人生を充足させます。
たとえ、その人が傷を持ち
かつて過ちを犯したとしても…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
一般小説
- 感想投稿日 : 2014年8月4日
- 読了日 : 2014年8月4日
- 本棚登録日 : 2014年8月4日
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