最初は主人公・イリーナがヒーロー・ミハエルを崇拝するに至る過去の話から始まる。18歳のイリーナの崇拝の具合がすごくて、もはや隠密で面白すぎる。公爵子息というと大抵は大人なイケメンで描かれるものの、ミハエルは明るくてノリが良くて人を驚かせることが好きで、少しの腹黒さもあった。結構直球アピールをしてくるので読んでてニヤニヤしてくる。この手の作品によくある勘違いすれ違いがないまま素直に苦悩してくれれば星5をつけたいほどに面白かった。 ラストの演出が神がかってる。ヒーローの性格を活かせていて良かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2023年2月28日
- 読了日 : 2022年5月20日
- 本棚登録日 : 2023年2月28日
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