Amazon.comの創業者であるジェフ・ベゾス氏について誕生から起業、その後の経営までを詳細に記した一冊。
ジェフ・ベゾス氏自身が信じた強い思いとともにAmazonを運営していくのが力強く書かれている。そのような信念は、会社を経営し、多くの人と折衝するに従って段々と薄められていくのが常であるが、彼は違う。それがAmazonの強みであり怖さでもある。今のところ強みという面が多く出ているようだが、ビジネスの世界は変化していくのが常であり、今後どうなるかは興味深いところである。
多くの起業家が経験しているように、彼も多くの失敗をしている。Amazonの中でも多くのサービスが提供されては消えていっているさまを克明に記している。それを物ともせず、ただただ自分の信念に従って前に進んでいく姿はかっこよく憧れる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2016年5月5日
- 読了日 : 2016年5月5日
- 本棚登録日 : 2016年5月5日
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