数年前から食に関する漫画が書店で多数見られているが、少し凝った料理や家族関係が複雑、主人公がどうしようもない料理ベタか料理をしないと気が狂いそうになる超人か、必要に迫られてただ料理している人かという風に題材の選択肢は結構限られていた。これを払拭するべく精進料理っぽかったり、恋愛に絡めたり、特殊な職業に就いてたり、料理だけで終わらないような漫画も増えてきたので読んでいて楽しい。
この漫画は家族との関係性とか、仕事のこと、自分の考え方も関わってきて、生きるとは・食べるとはというシンプルなテーマにプラス人間味ある主人公の日々が入ってきて面白い。
寺に預けられていたもんだから、食べるものは自然派なのかな?と思いきや、食べたいものを食べたいように食べるのは見ていて気持ちがいい。これから、お母さんとの関係がどう変わっていくんだろう?
料理漫画って、今まで避けてきたことから逃げずに大体主人公は立ち向かうものなんだろうか・・・
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
貸本・漫画
- 感想投稿日 : 2016年9月18日
- 読了日 : 2019年12月3日
- 本棚登録日 : 2016年9月18日
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