父親を亡くし、古家に越してきた2人の母子。
そこには1人の女と3人の子どもの霊が棲んでいた。
ぼくたちが 見えるの?
ねえ、どうしてぼくたちが天国に行けないか 知ってる?
***
決して可愛らしい児童書などではありません。描かれているのは幽霊の怖さではなく、狂気じみた怖さ。
今は恐ろしい幽霊の、どうしようもなく優しい過去に切なくなります。でも深すぎた愛が狂気に変わるその瞬間が、私には理解できませんでした。
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- 感想投稿日 : 2013年2月5日
- 読了日 : 2013年2月5日
- 本棚登録日 : 2013年2月5日
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