上巻は『シンドバッドの冒険(1〜7回目の航海)』、『アラジンと魔法のランプ』『ペルシア王と海の王女』『ベーデル王とジャウワーラ姫』の全10編。シンドバッドやアラジンは現代でも(あるいは日本でも)モチーフにした作品が作られているので、却って原典の雰囲気やシンプルなストーリーに触れる価値を感じる。特にアラジンは中国の話として描かれている(ただし、どう読んでも中国ではない)ことなど、客観的に見て楽しめる部分が多い。内容といい文体といい、読みやすいとは言いがたいので、小学校高学年以上向けというのも納得。
読書状況:読み終わった
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国語
- 感想投稿日 : 2021年3月3日
- 読了日 : 2021年3月3日
- 本棚登録日 : 2021年3月3日
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