真田三代と呼ばれる一代目に当たる、真田幸隆が主人公。昌幸、幸村と比べると資料が少なく世間の認知度も低いが、真田氏の基礎を作った人物として外せない。
真田の庄から追われ思い悩む中で、己がどのように戦いどのように生きるかを見つけ、武田の将として生き真田の家と地を守っていこうとする、真っ直ぐな姿が書かれています。
妻の喜玖や、話の中で長谷寺の和尚となる晃運などは、見せ場は多くなくても印象に残りました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(歴史・時代)
- 感想投稿日 : 2012年4月29日
- 読了日 : 2012年4月29日
- 本棚登録日 : 2012年4月29日
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