白洲正子の著作は、半年に一度ぐらい、読まずにはいられなくなります。モノに対する審美眼を教えてくれるだけでなく、渇を入れて、襟を正してくれるから。「金平糖の味」は、ごく初期の作品も収められていて、まだ荒削りで熱い文章を読むことが出来ました。夢殿の厨子が開かれたとたん、思わず泣き出してしまった、というエピソードに心を打たれました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2014年8月10日
- 読了日 : 2014年8月10日
- 本棚登録日 : 2014年8月10日
みんなの感想をみる