茶の本/日本の目覚め/東洋の理想 (ちくま学芸文庫 オ 19-1)

  • 筑摩書房 (2012年6月6日発売)
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本棚登録 : 122
感想 : 6
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日本美術が好きな私にとって、岡倉天心は雲の上の伝説の人。いろんなエピソードがあるけれど、どこまで本当なのか、嘘なのか、教祖様のように崇め奉られていて、とても実在の人物だったとは思えません。少しでもその肉声を聴きたいと思って手に取った本ですが、先日読んだばかりの鈴木大拙「禅と日本文化」と同じで、やはり全然理解できませんでした。これら2冊は外国人のために英語で書かれた本。和訳がこなれていないせいもあるけれど、それを差し引いても、文章が頭の中に入ってきませんでした。そして、残念ながら、いつかこれらの本を読み込める日がくるような気がしません。自分の脳みその薄さを感じた本でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 美術
感想投稿日 : 2014年8月14日
読了日 : 2014年7月14日
本棚登録日 : 2014年8月14日

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