ヴィクトリア朝妖精物語 (ちくま文庫 か 11-1)

  • 筑摩書房 (1990年9月1日発売)
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本棚登録 : 33
感想 : 3
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いろんな作家の短編の寄せ集めです。

童話のパロディみたいな話を集めてるようです。

あたしはケネス・グレアムの『ものぐさドラゴン』がお目当てでした。


実際読んで面白かったのは

イーディス・ネズビット『メリサンド姫―あるいは割算の話』
妖精のせいで、髪が伸びまくる姫様の話で、なんか『塔の上のラプンツェル』みたい。

F・アンスティ『妖精の贈り物』
口から宝石を吐く童話のパロディ。

あたり。

ほかもけっこう面白い話しがありました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 童話
感想投稿日 : 2011年10月29日
読了日 : 2011年10月29日
本棚登録日 : 2011年10月29日

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