八つ墓村 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (1971年4月26日発売)
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あらすじ(KADOKAWAより)鳥取と岡山の県境の村、かつて戦国の頃、三千両を携えた八人の武士がこの村に落ちのびた。欲に目が眩んだ村人たちは八人を惨殺。以来この村は八つ墓村と呼ばれ、怪異があいついだ……。(https://www.kadokawa.co.jp/product/199999130401/

1977年版の映画が好きだったので、原作も読んでみた。
昔の本なので読みづらいかなと思ってたけど全然そんなことなかった。

全然違うとは聞いていたが、すごい違うね!!?これは1977年、原作ファンはなんじゃこりゃ!となっただろうなと容易に想像できる。
でもあのこれは人間の仕業か、それとも、、という異様に禍々しい雰囲気で終わった映画が個人的には好みだったなあと思う。もちろん原作ありきの作品なのだけど。
原作は何よりも恐ろしいのは人間だ、に尽きるね。そして以外にも希望に満ちたラスト…

登場人物が覚えきれなくなりそうなくらい多い。映画版はかなり規模を縮小して、一つのキャラに2人分乗せたりしてたのねとびっくり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月24日
読了日 : 2024年2月22日
本棚登録日 : 2024年2月24日

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