シリーズ第3弾、今回のテーマは鉄道。国内に限らず世界の地形図を元に独自の視点から見た鉄道史。地図上の空想旅行。
筆者も気に入っているという、大阪~徳島の交通路の変遷が面白い。船便から南海で和歌山経由、昭和37年からは飛行機、その後高速船。それが明石海峡大橋の開通により高速バスの時代。陸海空全てを使った交通路の歴史が楽しめる。
近年ようやく浸透し始めた鉄道忌避伝説を否定する内容も。鉄道史も見直しが進んでいる。
オールカラーで懐かしい帝国書院の社会の地図をベースにした机上の小旅行が楽しめる一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
雑学
- 感想投稿日 : 2022年10月29日
- 読了日 : 2022年10月29日
- 本棚登録日 : 2022年10月29日
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