地図帳の深読み 鉄道編

著者 :
  • 帝国書院 (2022年9月14日発売)
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シリーズ第3弾、今回のテーマは鉄道。国内に限らず世界の地形図を元に独自の視点から見た鉄道史。地図上の空想旅行。

筆者も気に入っているという、大阪~徳島の交通路の変遷が面白い。船便から南海で和歌山経由、昭和37年からは飛行機、その後高速船。それが明石海峡大橋の開通により高速バスの時代。陸海空全てを使った交通路の歴史が楽しめる。

近年ようやく浸透し始めた鉄道忌避伝説を否定する内容も。鉄道史も見直しが進んでいる。

オールカラーで懐かしい帝国書院の社会の地図をベースにした机上の小旅行が楽しめる一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 雑学
感想投稿日 : 2022年10月29日
読了日 : 2022年10月29日
本棚登録日 : 2022年10月29日

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