『三千世界の鴉を殺し、ぬしと朝寝がしてみたい』
不思議に艶事めいた響きを持った哀切なその歌声に、ルシファードの心臓が強く反応した。ドクター・サラディン・アラムート。
密かな逃亡者である彼を、ルシファードは守っていくと決めた。一方サラディンは、無意識のうちに、ルシファードに〈媚香〉を使った自分に驚愕していた。
自分は彼を〈伴侶〉にしたいのか…。
休息にひかれあう二人の気持ちをよそに、辺境の軍基地では日々トラブルがたえない…!!
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2007年6月2日
- 本棚登録日 : 2007年6月2日
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