2022/10/12 読了
伝奇小説の定義は"奇想天外で波乱万丈の物語"だそうだ。家光の弟、駿河大納言忠長は最後に改易後に自裁するが、その子孫を頂いた八ヶ嶽山麓に住まう甲州土着集団・津金衆からなる八嶽党。この八嶽党は徳川の世継ぎ交代時に忠長子孫の復活を期して暗躍する。これに一橋家、田沼意次も絡んで御家人くずれで剣豪でもある主人公・鶴見源次郎が翻弄されるという展開。確かに荒唐無稽だがそれなりに面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
江戸・幕末・維新
- 感想投稿日 : 2022年10月12日
- 読了日 : 2022年10月12日
- 本棚登録日 : 2018年4月11日
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