死への準備日記 (文春文庫 ち 2-7)

著者 :
  • 文藝春秋 (1991年5月1日発売)
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千葉さんの遺作。
後半は癌が進行し衰弱していく描写が悲しかった。
遺産はジャーナリストを志向するアジア人留学生のための基金に充てる、というエピソードに彼女らしさを感じた。
妹さんのあとがきも、また違った角度から彼女を知ることができて良かった。

4冊の本を通して学んだこと。
時間は有限であり、自分の好きなことを仕事にする。それが社会貢献になる。
思いやりの気持ちを持ち、行動する。
自分が納得いくまで深掘りする。
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- 自分の持っていたものを失って初めて、その価値が分かるのだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月28日
読了日 : 2023年10月28日
本棚登録日 : 2023年10月28日

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