湖州編スタート。
死亡事件の解明という新たな任務を与えられて湖州に赴任した茉莉花、ライバルとなる青年官吏や謎の若者と出会って…と言う話。
役所の資料や人を全部覚えてしまうところはいかにも彼女らしくてとんでもないけれど、前の赤奏国編に比べるとさすがに地味に感じてしまう。
いやまあやっと地に足が付いてきたともいえるのだけど。
そしてライバルを出し抜くという展開にならず協力していく所も彼女らしいね。
官吏の不正的な真相になるのかと思っていたらラストでまた大きな問題に発展しそうで、この小さく収まらない感じはこのシリーズの魅力だな。
それにしても茉莉花がこうも都にいないと珀陽の出番がなくてもうロマンスの開いては彼でなくてもいいのでは?笑
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2021年5月13日
- 読了日 : 2021年5月13日
- 本棚登録日 : 2021年5月13日
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