前巻最後から続く囚われたピートを助けにいくお話。
でも物語の主役はオリバー達よりもさながらオフィーリア編とも言うべき彼女とカルロスやゴッドフレイたち上級生だ。
魔境と言われるキンバリーが如何に危険なところで魔術師たちがどのような過酷な境遇にあるのか、それは想像を超えている。
まだ一年生のオリバーやナナオの今後を思うとき、この巻の出来事は将来への不安を感じずにはいられない。
二人の結末がオフィーリアたちの結末に重ならないように、願わくば、彼らがさらに強く成長し、どんなこんなんにも立ち向かっていけることを祈りたい。
そんな気分だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2021年12月12日
- 読了日 : 2021年12月12日
- 本棚登録日 : 2021年12月12日
みんなの感想をみる