あらすじ
小学校六年生・志田叶人はとあることで三途の川まで来てしまった。
まだ死んではいないが、戻るにしろ渡るにしろそれが何であったか分からないままでは、どうすることもできず、一先ず三途の川の船渡しの仕事を手伝うことになった。
叶人は様々な死者を通して、交流を深めたり、色々と学び、そして決意していく。
もくじ
プロローグ
ダ・ツ・エヴァのススメ
因果十蔵
悪虎千里を走る
叶人の彼方
エピローグ
感想
とても読み易く、テンポも良く、面白かったです。
渡し守として働く十蔵と虎之介と叶人の交流が段々とストーリーが進むにつれ、深まっていくのが素敵だなと思いました。
叶人の交流でそれぞれの抱える心の傷を少しづつ癒していき、変わっていく所も見所の一つです。
個人的には叶人と県営王の会話も印象的でした。
特に最後のオチが良く、思わずくすりと笑ってしまいました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説:ファンタジー
- 感想投稿日 : 2013年12月6日
- 読了日 : 2013年12月5日
- 本棚登録日 : 2013年12月5日
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