三途の川で落しもの

著者 :
  • 幻冬舎 (2013年6月27日発売)
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本棚登録 : 392
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あらすじ
小学校六年生・志田叶人はとあることで三途の川まで来てしまった。
まだ死んではいないが、戻るにしろ渡るにしろそれが何であったか分からないままでは、どうすることもできず、一先ず三途の川の船渡しの仕事を手伝うことになった。
叶人は様々な死者を通して、交流を深めたり、色々と学び、そして決意していく。

もくじ
プロローグ
ダ・ツ・エヴァのススメ
因果十蔵
悪虎千里を走る
叶人の彼方
エピローグ

感想
とても読み易く、テンポも良く、面白かったです。
渡し守として働く十蔵と虎之介と叶人の交流が段々とストーリーが進むにつれ、深まっていくのが素敵だなと思いました。
叶人の交流でそれぞれの抱える心の傷を少しづつ癒していき、変わっていく所も見所の一つです。
個人的には叶人と県営王の会話も印象的でした。
特に最後のオチが良く、思わずくすりと笑ってしまいました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説:ファンタジー
感想投稿日 : 2013年12月6日
読了日 : 2013年12月5日
本棚登録日 : 2013年12月5日

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