右膝上の骨折をきっかけに1年間で3度の骨折の手術を行い、リハビリ、介護施設への入所を経て6年間の入院生活の末後半は我が子である私の事も分からなくなって他界した母との思い出が重なりリアルな感じを持って読んだ。
認知症を患って叙々記憶を失くしてゆっくり遠ざかってゆく、これがロング・グッドバイとの事だが、私の母もベッドの上からロング・グッドバイだったのだな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年11月22日
- 読了日 : 2019年11月22日
- 本棚登録日 : 2019年11月16日
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