伊達政宗、最期の日々 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2010年7月16日発売)
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原文の解説が丁寧で読みやすい。一人の戦国大名がどのように死を迎えたか、非常に面白かった。身辺の整理の仕方などにある病苦にも負けぬ意思の強さはさすが武士らしいと感じいる。戦国乱世に揉まれた前半生とはかけ離れた、太平の時代に将軍からも厚遇され穏やかに息をひきとっていく恵まれた晩年のありようになんだかしみじみとした思いを感じる記録だった。

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感想投稿日 : 2012年11月14日
本棚登録日 : 2012年11月14日

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