アパレルショップをリストラされた沙智は、ファッション誌の編集者を目指して出版社へ。しかし、配属されたのは販売促進部。無名作家の小説を「ミリオンセラーにせよ」との特命まで課せられた。
作家、出版社、取次、書店という、本が読者に届くまでの全ての関係者が登場し、それぞれの言い分で損得が分かれる、書籍業界の課題を分かりやすく示した本著。
でも、それぞれの立場の人たちが、一つの本をミリオンセラーにするべく、一体となって売り出して行く様子は胸が熱くなる。
沙智の成長物語としても面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年12月30日
- 読了日 : 2016年12月30日
- 本棚登録日 : 2016年12月30日
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