結局最後まで原因は解明されないが、物語全体に漂う悲愴感のなかで私は「自分の人生はまだ始まって間もないのだ」と感じた。まだ社会に出ていないし、家庭ももっていない。人生は自分が思ってるよりもずっと長いものなのだ、と。
そしてその人生の道のり、生き方は、今の私の生き方、選択に関わっているのだ、と。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年8月5日
- 読了日 : 2007年5月13日
- 本棚登録日 : 2023年8月5日
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