北海道・札幌南高校の図書館。ここを訪れる生徒たちは、本を介して司書の先生に自分のことを語り出す。生徒たちの数だけある、彼らの青春と本にまつわるかけがえのない話。
本を読むことと、それを介して考えること、その考えを言葉で伝えること。
13人の高校生たちがその行為を楽しんでいること、喜びを感じていることがストレートに伝わってくる。
もう高校時代が遠い昔になってしまった私も、その純粋な感性と楽しみ方を、もう一度取り戻そう。一冊一冊、読んで感じた気持ちとちゃんと向き合って、それを誰かに伝えたい、とワクワクした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2019年6月15日
- 読了日 : 2019年6月15日
- 本棚登録日 : 2017年8月5日
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