かなしい。
とてもかなしい。
とうとうプンプンの舞台がまさに今、になりました。
薄々思っていたけれど、やはりプンプンは私と完全に同級生でした。平成元年。22歳。
震災や都知事選など世相を取りいれるはやさに脱帽。あり得ないほどのキャラクターが逆に作品のリアリティを増していく。
いにお氏は私たちの世代の生活なんて手に取るようにわかるのかもしれないと錯覚するほどの描写力。巻を重ねていくたびにプンプンと一体していく感覚。
彼と私たちの結末はどこにいくのだろうか……。
彼の思考と共に作中の雰囲気も“成長”している。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年11月6日
- 読了日 : 2011年11月6日
- 本棚登録日 : 2011年11月6日
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