12月の刊行と言うことで、1冊まるごとクリスマスのお話。
ここ最近の作品は命の重さを感じる作品が多かったので、今作に収録された話は夢があり、誰もなくならず、優しい気持ちで読み終えることが出来た。
特に1作目の「ガラスの靴」は今まであまり出て来なかったセレクトショップの店員さんが主人公で、とても新鮮な感じがした。遠い昔に優しくしてあげた女の子が恩返しに来るのも、とても夢があって、よかった。
もしクリスマスに奇跡が起きるのならば、私も物ではなく、もう会うことの出来ない人に会いたいと願うだろう。
今回はクリスマスと言うことで、「たそがれ堂」に店長とねここ両方ともいて、サービス作品だったんだろうなぁ。
いつも優しい気持ちにさせてくれる、このシリーズに感謝です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトな感じ
- 感想投稿日 : 2020年7月13日
- 読了日 : 2020年7月13日
- 本棚登録日 : 2020年4月3日
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