みんな十四歳だった!: よしもと芸人が語る、何者でもなかった「あの頃」の話 (SHINCHO MOOK)

  • 新潮社 (2012年9月28日発売)
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感想 : 6

もやもやした。
いろんな14歳がいたからだと思う。わたしはたのしんごと藤森に共感した。
いじめにあったから今のわたしがあるなんて絶対思わない。そんなのは要らない経験だって言う。
傷つける人は病気かもしれないけど、それは別の人が治せばいいんであって、いじめられてる人が肩代わりする必要はないね。
石田が、それまで仲良かったのに、急に相手の態度が変わってしまう。こういうことってようありますよ、だって。
こんなに明るいかんじなのに、よくあるんだ、と思ったら元気付けられた。理由なんかないんだろうね。明るく話すしかないのかな。
なだぎの、うっとおしがられても、自分にしつこく話しかけてくる人がいる限り、その子は自分のこと諦めないですむ、っていうのは大人として参考になる。大人もそうだもんね。
あっちゃんのガリ勉ぶりにも共感。わかるわ。その当たり前さ。
もちろん全員には共感できないし、幸せな人生に見える人もたくさんいるから、全部読もうとしなくていいとおもう。
でも今、人間関係で苦しい。14歳より30歳のほうが辛くないって言えない。
自己肯定できるようになりたい。
たくさんの顔をもつ余裕はどうしたら生まれるかなあ。
からに閉じ籠ってるつもりはないのだけど。
子供には、やりすぎ、と言ってあげられるようになりたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人生とは
感想投稿日 : 2013年5月8日
読了日 : 2013年5月8日
本棚登録日 : 2013年5月8日

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