人間は笑う葦である (文春文庫 つ 11-3)

著者 :
  • 文藝春秋 (2001年2月1日発売)
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本棚登録 : 453
感想 : 40
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なんていうんだろう。流暢に、立て板に流れるように次から次へと言い訳がつむぎだされるエッセイです。
北杜夫、宮沢章夫といった一人つぶやき系エッセイしかよんでいなかったわしにとって、この言い訳系エッセイの衝撃は大きかったです。
自虐的かつ不条理。ナンセンスギャグ。でも面白い!
今まで読んだなかで一番面白いエッセイだったかも。
下手な漫才を見ているよりも深く笑えました。
そして筆者がタンメン好きなことと、奥さんが最強なことも( ..)φメモメモ。

著者紹介の欄からしても既に人をくったカンジになっていますが、研究論文が5ページって短っ!
そんなの別冊にもならねー!
とりあえず著作集全30巻がでれば是非うちの図書館で購入させていただきやす。
・・・出たらね (-L- )フッ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2015年1月15日
読了日 : -
本棚登録日 : 2005年2月11日

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