マラマッド短編集 (新潮文庫 マ 3-1)

  • 新潮社 (1971年6月1日発売)
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感想 : 5
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初めて読んだ時に秒で好きになった本。マラマッドの価値観大好き。

特に好きなのは 「牢獄」、「夏の読書」 。あと 「最初の七年間」、「掛売り」 もいい。

「牢獄」 は子供への優しさを扱った話。最後の描写好き。子供って純粋だよね。

「夏の読書」 は今で言う厨二心がお題かな。ちょっと違うかも。でも主人公の気持ちわかる。この話もシメが好き。

マラマッドが優しい心の持ち主だったんだなってのがよくわかる本です。

できればユダヤのことよく知ってからもっかい読みたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学
感想投稿日 : 2018年12月1日
読了日 : -
本棚登録日 : 2018年12月1日

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